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カメラ

【初心者からのステップアップ】カメラ道12~イメージセンサーの話~

 こんにちは!シンです。

 今回は「イメージセンサーの話」について書いていきます。

 スマホのカメラの進化は著しいですが、ことイメージセンサーに関しては本格カメラにどうあがいても越えられない壁があります。

 そのことについての内容です。

 イメージセンサーって何?

 イメージセンサーを知るとカメラ選びにも活かせますので、最後までお読みいただければ幸いです。

イメージセンサーとは

 イメージセンサーとは昔でいうフィルムにあたる部分がデジタルカメラとなり置き換わった部品のことです。

 写真を焼き付ける部品なのでとても大切な部品です。

https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r5/より引用

イメージセンサーの大きさと画質

 よくカメラの画質を語るときに「画素数」というものが出され、画質について語られる材料になります。

 画質を語る上で「画素数」も大事ではありますが、それ以上に影響する部分が「イメージセンサーの大きさ」です。

 写真とは光をどれくらい取り込めるかにかかってきます。

 光を多く取り込むには面積が広い(大きい)イメージセンサーの方が有利です。

 スマホのカメラは進化していますが、物理的にイメージセンサーを入れ込むスペースというのは変わっていないので、使われているイメージセンサーの大きさは本格カメラに比べてとても小さいです。

 反面、本格カメラは「カメラ」というものに全力で部品を組み込んでいくので大きなイメージセンサーを使うことができます。

 イメージセンサーの大きさ比較は以下の通りです。

 上の図は等倍の大きさではありませんが(実物よりかなり大きくしています)、一言に「イメージセンサー」と言っても全然大きさが違うことが分かると思います。

 本格カメラに搭載されているイメージセンサーは「マイクロフォーサーズ」以上のものです。

 スマホに搭載されているイメージセンサーも大きくなる傾向にありますが、それでもスペースに限りがあるので、大きさに関しては本格カメラに現状勝ち目はありません。

イメージセンサーが大きいことのメリットは?

 イメージセンサーの大きさが大きいメリットは以下の通りです。

  • 背景をボカしやすい
  • ダイナミックレンジが広くなる
  • 暗所でのノイズが少なくなる

背景をボカしやすい

 スマホが本格カメラより背景をボカしにくい理由はイメージセンサーの違いによるものです。

 撮影条件が全く同じだったとしてもスマホでボカしにくいのはこのためです。

 最近ではスマホ内のソフトの処理で疑似的にボカすことも可能ですが、普通に撮影した場合は本格カメラと同じようにボカすことはできません。

ダイナミックレンジが広くなる

 また聞きなれない言葉が出てきたかと思います。

 大丈夫です。

 これから書くことは読んでみたら「あぁ~、そういえばそんな気はした」と思ってくれる内容だと思います。

 実は人間の目というのはとても優秀です。

 神社仏閣などに旅行に行って写真を撮った時、「本殿がなんか黒くつぶれている」または「空が白く飛んでいる」という経験がある方は多いのではないでしょうか。

空は認識できますが、下側の建物は黒くつぶれています
反対に建物内は認識できますが、空は白く飛んでいます

 「人間の目ではしっかり本殿も認識していて、空も青く見えるのに。」

 これは単純にカメラの性能が人間の目に追い付いていないからです。

 人間の目で明暗を認識できる範囲より、カメラが認識できる明暗の範囲が狭いためです。

 この明暗さをなるべく人間の目に近づけたかったとしたら光を多く取り込める大きなイメージセンサーの方が有利になります。

暗所でのノイズが少なくなる

 暗所でのノイズとは、ザラザラした写真のことです。

 暗いところで写真を撮るとなぜがザラザラした写真になったという経験をしたことはないでしょうか?

https://ptl.imagegateway.net/contents/original/konnatoki/04.htmlより引用

 テレビを見ていても暗い場面の映像では「なんかザラザラしているな」と思ったことがある方もいると思います。

 このザラザラが「ノイズ」です。

 この「ノイズ」というのはカメラが無理をして「本来十分な光がないのになんとか写真にしよう」としていると考えてください。

 その無理が「ノイズ」としてザラザラに現れます。

 「ノイズ」を減らすには多くの光を取り込めばいいので、自然と「大きなイメージセンサーの方が暗所でのノイズが少なくなります」。

 最近のスマホではその弱点をカバーするためにレンズを複数つけて複数から光を取り込もうとしている機種もあります。

 スマホ側もイメージセンサーが小さいことが不利と分かっているので、そのような方法で対応しようとしています。

イメージセンサーが大きいことでのデメリットは?

 イメージセンサーが大きいことでのデメリットは以下の通りです。

  • カメラが大きく重くなる
  • カメラの価格が高くなる
  • 周辺機器の価格も高くなる

カメラが大きく重くなる

 物理的に大きなイメージセンサーを搭載することになるので、それを覆う筐体も大きくする必要があります。

 これは仕方ないことですが、大きくなることは避けられません。

 但し、現在一眼レフカメラからミラーレスカメラへの本格的な移行期間になっています。

 同じ大きさのイメージセンサーを搭載していてもミラーレスカメラの方が小さくなるので、ミラーレスカメラを選ぶと多少はマシになります。

カメラの価格が高くなる

 イメージセンサーの製造にはコストが多くかかるため、大きいイメージセンサーを作るとなるとその価格がそのままカメラの価格に乗ってくることになります。

 フルサイズセンサーを搭載したカメラはどんなに安くても10万円以上はします。

周辺機器の価格も高くなる

 カメラが高くなるとそれに伴い周辺機器のレンズなどの価格も上がります。

 撮影した写真に関しては文句ない絵が撮れますが、それに比例してどうしても機材の価格は上がってしまいます。

カメラ選びをするときは

 カメラ選びをするときにイメージセンサーの大きさは真っ先に検討した方がいいです。

 その理由は以下の通りです。

  • 画質に直結する
  • カメラの大きさ、重さに影響する

画質に直結する

 先述したように大きいイメージセンサーの方が光を多く取り込めるので画質に対しては有利に働きます。

 僕は正直カメラを選ぶ際に「画素数は重視していません」。

 「画素数」に関しては別の機会に書こうと思いますが、画素数は大きいことによるメリットもありますが、デメリットも多くあります。

写真の画質を重視するならできるだけ大きいイメージセンサーを搭載したカメラを選びましょう

カメラ選びで画素数はそんなに気にしなくていいです

カメラの大きさ、重さに影響する

 大きなイメージセンサーを搭載しているカメラはそれに引っ張られて大きくなります。

 持ち運びやすさとうのはカメラを趣味とする上でとても大切なのでここもしっかりと見極める必要があります。

 画質を重視するとどうしても大きなカメラになりますが、大きいカメラは持ち運びにくいという大きなデメリットがあります。

 ここが本当に悩ましい部分になります。

カメラの持ち運びを重視するならあまり大きなイメージセンサーを搭載しているカメラは避ける必要があります

あとがき

 今回は「イメージセンサー」についてのお話でした。

 画質を比べる場合に画素数を引き合いに出すことが多いですが、実はそれ以上にイメージセンサーの大きさの方が重要になってきます。

 僕もカメラを選ぶ際は最初にイメージセンサーの大きさを検討します。

 イメージセンサーの大きさに引っ張られてカメラの大きさや重さも自然と決まってくるので、イメージセンサーという要素はカメラを選ぶ際に重要な項目のひとつです。

 画素数については別の機会に書こうと思っていますが、僕は正直カメラを選ぶ際に画素数は気にしていません。

 画素数が多いということはメリットもありますが、それに伴ってデメリットも多くあります。

 そのことについてはまた別の機会にお話しします。

 参考になれば幸いです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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shin
こんにちは!シンです。 関東在住の30代サラリーマン男性です。 本業はメーカーで設計をしています。 人生をより豊かにできるための情報を発信していけたらいいな、と思いブログを始めました。