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カメラ

【初心者からのステップアップ】カメラ道13~ズームレンズと単焦点レンズ~

 こんにちは!シンです。

 今回はリクエストいただいた「ズームレンズと単焦点レンズ」について書いていきます。

 リクエストありがとうございます。

 「ズームレンズはズームできるんでしょ?」

 「ズームできれば便利なんだよね?」

 その認識で間違いではないのですが、では「単焦点レンズは?」となったときになかなか答えにくいのではないでしょうか。

 この記事を読めばズームレンズと単焦点レンズの違いと買うときに選ぶ基準が分かると思います。

ズームレンズとは

 ズームレンズとはそのまま「ズームできるレンズ」です。

 レンズ1本で近いところから遠いところまで撮れる何十倍のズームができるレンズもあり、とても「便利なレンズ」です。

 それでは全部ズームレンズでいいのか?というとそうはならないところがレンズ選びの難しいところです。

単焦点レンズとは

 単焦点レンズとはズームレンズとは逆で「ズームできないレンズ」です。

 ズームできないということで「不便なレンズ」と思われるかもしれませんが、単焦点レンズには単焦点レンズなりのメリットが多くあります。

 単焦点レンズというとあまり聞かない単語かもしれませんが、実はズームレンズより身近なものになります。

 スマホに搭載されているレンズは単焦点レンズです。

 今のスマホには複数のレンズがついているものもありますが、すべて単焦点レンズです。

ズームレンズのメリット

 ズームレンズのメリットは以下の通りです。

  • 幅広い焦点距離を1本のレンズで撮れる
  • 旅行向きのレンズ

幅広い焦点距離を1本のレンズで撮れる

 幅広い焦点距離を1本のレンズで撮れることがズームレンズ最大のメリットです。

 近いところも遠いところも1本のレンズで撮れるということはとても大きなメリットです。

 しかし、裏を返せばズームレンズのメリットはこれくらいしかないです。

旅行向きのレンズ

 幅広い焦点距離を1本のレンズでカバーできるということで、旅行のような遠出向きのレンズです。

 旅行には他にも荷物があるので、カメラ関係で荷物を埋めるわけにもいかないのでこれは大きなメリットです。

ズームレンズのデメリット

 ズームレンズのデメリットは以下の通りです。

  • 画質は単焦点レンズに劣る
  • F値が単焦点レンズよりも高くなる
  • 重くて大きい傾向のレンズになる

画質は単焦点レンズに劣る

 画質は単焦点レンズと比べると劣ります。

 単焦点レンズがひとつの焦点距離でレンズ設計を行えばいいのに対して、ズームレンズは複数の焦点距離で撮影することを考えて設計する必要があるので、結果的に設計が複雑になります。

 そのため、すべての焦点距離で一定以上の画質を求められるため、単焦点レンズに劣ることになります。

F値が単焦点レンズよりも高くなる

 F値に関しては過去に記事を読んでいただきたいのですが、簡単に言うとレンズのF値は低ければ低いほどいいです。

【初心者からのステップアップ】カメラ道6~F値(絞り)について~

こんにちは!シンです。  今回は「F値(絞り)について」書いていきます。  実はF値(絞り)については結構前から書こうと思っていましたが、いまひとつ納得いく記事が書けなかったので先延ばしにしていました。  というのも、深く書けば書くほど複雑になって逆に分かりにくくなることに気が付いたので何度か1から書き直しています。 …

 このF値がズームレンズだと設計の難しさと相まって高くなる傾向にあります。

 「単焦点レンズの方が背景をボカしやすい」ということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、その理由はズームレンズはF値を下げにくいことにあります。

重くて大きい傾向のレンズになる

 ズームレンズは焦点距離を変えることができるので、レンズ内部の部品を動かしたりする必要があるので部品が増える傾向にあり、重くて大きいレンズになります。

 先ほど「ズームレンズは1本でカバーできる焦点距離が広いので旅行向き」と書きましたが、大きく重いレンズになる傾向にあるのでレンズによっては微妙になります。

単焦点レンズのメリット

 単焦点レンズのメリットは以下の通りです。

  • 画質がズームレンズより優れている
  • レンズのF値を低くすることができる
  • 小さく軽いレンズがある
  • コスパのいいレンズがある

画質がズームレンズより優れている

 これはズームレンズのデメリットの裏返しになるので、ズームレンズより画質が優れることになります。

 理由は先述したようにひとつの焦点距離に設計を注力できるためです。

レンズのF値を低くすることができる

 これもひとつの焦点距離に設計を注力できるためズームレンズに比べてF値を低く設計することができます。

 レンズのF値は低い方がいいので単焦点レンズの明確なメリットです。

小さく軽いレンズがある

 単焦点レンズの方が小さくて軽いレンズが設計できます。

 しかし、画質にこだわった高級レンズは単焦点レンズでも大きくて重いレンズのものもあります。

コスパのいいレンズがある

 コスパのいいレンズが多いのも単焦点レンズの特徴です。

 画質は並以上なのに値段は1~3万円のレンズもあります。

 ズームレンズを単品で買おうとすると1~3万円で買うことは難しいです。

単焦点レンズのデメリット

 単焦点レンズのデメリットは以下の通りです。

  • ズームできない
  • 重くて大きいレンズもある
  • コスパの悪いレンズもある

ズームできない

 これは当たり前ですが、ズームできないことです。

 いい構図を探すためには足を使わないといけないので、ズームレンズより不便であることは確実です。

重くて大きいレンズもある

 単焦点レンズは軽くて小さいレンズも多いですが、反対に重くて大きいレンズもあります。

 重くて大きい単焦点レンズは大抵単焦点レンズの中でも高級な部類のものです。

 高級な単焦点レンズは画質を追及しているのでどうしても重くて大きいものになります。

コスパの悪いレンズもある

 これも高級な単焦点レンズに該当しますが、高級なため高いです(笑)

 平気で20万円を超えるものもあります。

 よく他のブログでも「単焦点レンズは安い」という風に書かれているところがありますが、実際は「単焦点レンズは安いものも多いが、高いものもある」が正確です。

レンズを選ぶときはどうすればいいの?

 それではレンズを選ぶときはどうすればいいの?となったときに選ぶ基準について書いていきます。

こんなときはズームレンズ

  • 持ち出すレンズは少なくしたい(画質、背景のボケは後回し)
  • レンズ交換がしにくい場所での撮影(運動会や結婚式)

こんなときは単焦点レンズ

  • 画質優先
  • F値をできるだけ低くして背景をボカした写真を撮りたい
  • 小さく軽いレンズがいい場合

個人的に思うこと

 恐らく初心者の人はズームレンズだけ持っていて、単焦点レンズは眼中にない人が多いと思いますが、個人的にはもったいないと思います。

 先述したようにズームレンズは画質を犠牲にして利便性を追求したレンズであるため、カメラ本来の画質を活かせていません。

 是非とも単焦点レンズを1本は持っていてほしいなと思っています。

 僕は単焦点レンズが好きです。

 というのも、僕は画質や背景のボケをどうしても優先してしまうためです。

 正直、ズームレンズのボケ具合では満足できない体になってしまいました(笑)

あとがき

 今回はズームレンズと単焦点レンズについてまとめてみました。

 単焦点レンズは不便というイメージが先行していますが、そのデメリットを補って余りあるメリットがあることも事実です。

 是非とも上記のレンズを含めて一度ご購入のご検討をしてみてはいかがでしょうか。

 参考になれば幸いです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
shin
こんにちは!シンです。 関東在住の30代サラリーマン男性です。 本業はメーカーで設計をしています。 人生をより豊かにできるための情報を発信していけたらいいな、と思いブログを始めました。
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