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カメラ

【初心者からのステップアップ】カメラ道14~焦点距離について~

 こんにちは!シンです。

 今回は「焦点距離」について書いていきます。

 カメラをやっていくとぶつかるテーマ「焦点距離」。

 焦点距離とは何なのか?

 これはレンズ選びで非常に重要になってきます。

 この記事ではここを押さえておけばレンズ選びの際に必要な知識が分かるということに絞って書きます。

焦点距離とは?

 焦点距離とはレンズの「望遠度合いを表した数字」です。

https://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard/ef50-f12l/より引用

 数字が大きくなれば「遠くを見ることができます」(望遠)。

 数字が小さくなれば「広い視野で撮影することができます」(広角)。

焦点距離の基準は?

 基準となる焦点距離は「50mm」です。

 「50mm」というのは人間が「集中して見たときの風景」とほぼ同じと言われています。

 「集中して見たときの風景」というのがミソで、実際に50mmのレンズで撮った写真を見ても「なんか狭いな」と思ってしまうと思います。

 「集中せずにだら~と見たときの風景」は大体焦点距離35mmと言われていますので、それと比較すると狭いと感じてしまうと思います。

 50mmが基準になるので、50mmより値が大きいと望遠レンズとなり、50mmより値が小さくなると広角レンズとなります。

レンズ選びの際の基準は?

 大まかな広角、望遠の焦点距離は分かったと思いますが、実際にはレンズを選ぶときの基準が知りたいと思いますので、その基準を書きます。

撮影にあたっておすすめの焦点距離
焦点距離撮影対象
10~35mm(広角)風景写真、街角スナップ
35~50mm(広角、標準)風景写真、街角スナップ
50~85mm(標準、中望遠)ポートレート、街角スナップ
85~135mm(中望遠)ポートレート
135~200mm(望遠)ポートレート、
比較的近めの運動会など
200~300mm(望遠)運動会など、飛行機、鳥
300mm以降(超望遠)飛行機、鳥

 上記の表はあくまで目安なので、中望遠レンズや望遠レンズで風景写真を撮っている人も多いです。

 初心者は200mm以降はあまり使わないと思います。

 ダブルズームキットで望遠レンズがついているものもありますが、ほとんど使ったことがない人が多いのではないでしょうか。

レンズの見方

 レンズの型番を見るとそこに焦点距離が書かれているので、レンズを買う際はそこもきちんとチェックしましょう!

https://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard/ef50-f12l/より引用

 上のレンズは単焦点レンズです。

 「EF」という文字の後ろに「50mm」とありますが、これが焦点距離です。

 単焦点レンズは焦点距離を動かせないのでひとつの焦点距離しか書かれていません。

https://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard-zoom/ef24-105-f4lii/より引用

 こちらはズームレンズです。

 こちらも「EF」という文字のあとに焦点距離が書かれています。

 ズームレンズの場合は焦点距離を動かせるのでこういう書き方がされています。

 この場合、24mm~105mmまでこのレンズだけで動かせる焦点距離になります。

 今回はCanonのレンズを取り上げましたが、他メーカーのレンズも似たような書き方がされているので、そちらも見てみてください。

 単焦点レンズとズームレンズの違いはこの記事を参照してください。

【初心者からのステップアップ】カメラ道13~ズームレンズと単焦点レンズ~

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35mm換算という分かりにくくする要素

 よし!これでレンズを買いに行ける!と思った方、ちょっと待ってください。

 複雑な内容にしたくはないのですが、これは避けては通れないのです。

 実は「50mmのレンズは取り付けるカメラによっては50mmにならない」ことがあります。

 「はぁ~!?」

 と思われると思います。

 僕自身、最初は意味が分かりませんでした。

 カメラには「イメージセンサー」という昔のカメラでいう「フィルム」に当たる部品があります。

 イメージセンサーに関しては過去の記事を参照してください。

【初心者からのステップアップ】カメラ道12~イメージセンサーの話~

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 簡単に解説すると、この「イメージセンサー」には大きさがいくつかあります。

 カメラ用のレンズに記載されている焦点距離は「フルサイズ」と言われる大きさのものが基準となっており、「フルサイズ」と違う大きさの「イメージセンサー」が搭載されたカメラの場合、焦点距離が変わってきます。

 それぞれのカメラに合わせた焦点距離を求めることを「35mm換算」と言います。

イメージセンサー別の焦点距離
(海外メーカーとSigmaは除く)

 下表にイメージセンサーの後にメーカーを書いていますが、メーカーによっては複数のイメージセンサーサイズのカメラを作っていますので、きちんと自分が買おうとしているカメラや持っているカメラのイメージセンサーサイズを知っておく必要があります。

イメージセンサーサイズごとの画角
センターサイズ換算値
フルサイズ
(Canon、Nikon、SONY、PENTAX、Panasonic)
表示された焦点距離がそのまま使えます
APS-C
(Nikon、SONY、PENTAX、富士フィルム)
表示焦点距離×1.5
APS-C
(Canon)
表示焦点距離×1.6
マイクロフォーサーズ
(OLYMPUS、Panasonic)
表示焦点距離×2

 同じAPS-CでもCanonとそれ以外とで換算の数字が異なるのは、微妙にCanonで使われているAPS-Cのサイズが小さいためです。

 画質面などでは気にするほどでもないですが、正確に換算するには数字が異なるということだけは知っておいた方がいいです。

 つまり、NikonのAPS-Cのイメージセンサーを搭載したカメラを使っていると50mmのレンズをつけても50mmではなく、75mm(50mm×1.5=75mm)の焦点距離になるということです。

 自分の持っているカメラがどのサイズのイメージセンサーを搭載しているか分からない場合は、型名を検索すれば出てくると思います。

 フルサイズのイメージセンサーを搭載しているカメラは新品価格で大体15万円以上(カメラ本体のみ)するので、フルサイズかAPS-Cか迷った場合は価格でおおよその判断ができます。

 ただ、フルサイズを買う人はその辺熟知していると思いますので、分からない方はAPS-Cかマイクロフォーサーズかだと思います。

 APS-Cとマイクロフォーサーズの両方のカメラを作っているメーカーはないので、あとはメーカーで判断できます。

あとがき

 焦点距離はカメラを行う上で避けては通れない用語です。

 結構カメラは感覚や経験で語る部分も多いのでその辺りも新規で始めにくい気がします。

 特に「35mm換算」というのが分かりにくくしている要因になっています。

 しかも初心者の方は大体APS-Cかマイクロフォーサーズのイメージセンサーを搭載したカメラから入るので、「35mm換算」が必須になってきます。

 そのため、APS-Cやマイクロフォーサーズのカメラを使っている人はレンズを買う際に「35mm換算」した焦点距離を分かった上でレンズを買わないと、実際に使ってみて「なんかイメージと違う」ということになります。

 参考になれば幸いです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
shin
こんにちは!シンです。 関東在住の30代サラリーマン男性です。 本業はメーカーで設計をしています。 人生をより豊かにできるための情報を発信していけたらいいな、と思いブログを始めました。
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