こんにちは!シンです。
2022年の株式市場は波乱含みで全く安定感がありません。
投資している人はストレスの多い日が多いのではないでしょうか。
そんな中でも直近1年程度であれば配当金というのは見通しがつけやすく、
予想配当金というのも大きく変動しません。
現在のような波乱の相場では一筋の安心材料になると考えています。
現在の相場でも配当金投資のやることは変わりません。
安くなったら買う
相場が順調な時よりも安くなる場面が増えるため、
チャンスが増えます。
また、以下のことを加味すると配当金の安定感が増すと考えています。
- 分散投資
- 追加投資
- 配当金再投資
- 増配
今回の記事では上記にスポットを当てて
長期視点での配当金をシミュレーションしてみました。
配当金投資は銘柄を買ったときの配当金が延々続くわけではありません(良くも悪くも)。
特に④の増配というのはそれまでの傾向がすでに出ていますので、
未来のことも予想が立てやすいですよね。
このことはインデックス投資とは違ったメリットであると考えています。
この記事の後半では、
現在の僕の配当金投資について考えていることもまとめました。
増配率:1%
再投資率:3%
本業からの追加投資から得られる利回り:3%
でシミュレーション
元金 | 120万円 |
増配率 | 1% |
再投資率 | 3% |
本業からの追加投資 | 100万円 |
本業からの追加投資の利回り | 3% |
「元本120万円」というのは
現在の投資金額から得られる配当金になります。
これは僕が現在の資金を全投入すると
税引き後で120万円の配当金を得られそうということから
算出しているため、個人的な数値になります。
その他「増配率」は保有銘柄が1年後に1%程度増配することを見込んでいます。
「再投資率」というのは配当金を全部再投資して得られる利回りです。
(例)120万円の場合、それを全部再投資するので
1年後には3.6万円の配当金が増えると想定しています。
「本業からの追加投資」は、本業収入から年間100万円を追加投資していると想定しています。
「本業からの追加投資の利回り」は、100万円の利回りを3%と想定しています。
このグラフで重要なのは
きちんとした増配銘柄や配当金の再投資などを行っていくことで、
インデックス投資と同じように指数関数的に増額していくということです。
FIREはマラソンのように長い時間が掛かるため、
投資も長期視点で資金を投入していくことで
配当金の安定感が増していきます。
地方都市に住むことを前提としてはいますが、
僕は年間生活費を140~150万円と想定しています。
上記のシミュレーション結果から、
順調に行くと、残り5年ほどで生活費は賄えることになります。
ただ、追加投資が100万円というのは僕の収入から考えると
少々厳しい部分もあると考えているので、
あくまでも目安程度のシミュレーションとしています。
(ここまで順調に上がっていくというのも考えにくいので)
資産額に左右されずに粛々と株数を増やす
配当金を主軸に置いたFIREというのは
あまり資産額に左右されずに考えることがメリットだと考えています。
4%ルールのような取り崩し前提のFIREだと資産額に左右されると共に
現在のような相場では取り崩すタイミングが見えにくく、売るタイミングで悩みますが、
配当金は勝手に振り込まれるので、売るタイミングで悩む必要はありません。
また、資産額が変わったところで直近の配当金には影響がありません。
そのため、日々の値動きにあまり左右されないということも
長期で保有する上でメリットとなります。
買うタイミングというのは難しいですが、
配当金は株を買えば増えます。
であれば、配当金を得られるように
安くなったら買う
というのを繰り返せばいいだけになります。
高配当銘柄だけでなく、連続増配銘柄に投資をしてリスクを分散する
配当金投資を考えると利回りが5%以上のものに目が行きがちになりますが、
高配当銘柄というのは配当性向が異常に高かったり、減配のリスクを秘めています。
高配当銘柄を保有することが悪いということではないですが、
高配当銘柄の減配リスクを軽減させるためにも
連続増配銘柄を入れておくことで、
非常時に増配分で減配分をカバーすることができます。
連続増配銘柄の利回りは1%台や2%台というものが多く、
地味な印象があります。
しかし長期視点で考えるとポートフォリオには欠かせない存在になります。
2022年現在、僕はいい感じで値下がりしている増配銘柄をちょこちょこ買っています。
今現在は連続増配銘柄の利回りも3%近くのものなどもあったり、
購入するタイミングとしてはなかなか狙い目だと感じることも増えていると感じています。
あとがき
もう少しで税引き前の配当金が120万円になります。
2022年の株式市場は大荒れで、今後も続くと思っています。
ただ、これはチャンスだとも考えています。
配当金投資は出口戦略を考える必要がないですが、
入口の部分は非常に重要です。
きちんとタイミングを見極めて購入していきたいです。
個人的には年齢を重ねた後に
シビアな決断を迫られる取り崩し方式のFIREよりも、
配当金でのFIREの方が合っていると感じています。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。