こんにちは!シンです。
今回は「僕が家を買わない理由」について書いていきます。
持ち家か賃貸か、という議論は長年続いていますが、僕は別にどちらでもいいと思っています。
買う方が納得して買うならそれでいいと思います。
これは趣味に使うお金と近いのではないかと考えています。
僕は趣味のカメラに総額100万円は使っていると思いますが、興味がない人にとっては無駄金と思われていると思います。
少し偏った意見かもしれませんが、家を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
家を買わない理由
家を買わない理由は以下の通りです。
- ポートフォリオに占める額が大きすぎる
- 新築の場合、家ではないものに払う金額が大きい
- 自然災害リスク
- 修繕費や税金
- 今後の生活スタイルの変化について行けない可能性
ポートフォリオに占める額が大きすぎる
家(不動産)は値動きをするので投資対象になります。
家(不動産)は金額が大きいため、買った瞬間に自分のポートフォリオが様変わりすることが怖いと考えています。
いわゆる集中投資の状態になってしまっていることが、非常に怖いと感じています。
新築の場合、家ではないものに払う金額が大きい
新築の場合、約3割は「人件費と広告費」と言われています。
3,000万円の物件を購入しても900万円は現物とは違うものに払うと考えるとなかなか厳しいですね。
その他買った後は7%程度は成約として不動産屋に払う必要があったと思うので、提示金額以上にお金が飛んでいくことについて納得しにくいです。
自然災害リスク
近年の自然災害の多さは家を買う上で大きなリスクになります。
近年人気だった武蔵小杉も2019年の大型台風によってタワマンの水没が起きたり、千葉のゴルフ練習場の鉄塔が倒れて家を直撃、などは記憶に新しいです。
火災保険も近年の自然災害の多さによって支払いが増えて保険金額が上がっています。
自然災害リスクは確実に高まっています。
修繕費や税金
前述した自然災害と被る部分がありますが、家は現物なので経年劣化や破損というのが発生します。
マンションでも修繕積立金があったりするので、それが年々重くなってきます。
その他固定資産税やマンションなら管理費が別途発生する場合もあります。
今後の生活スタイルの変化について行けない可能性
これからは生活スタイルが激変すると考えています。
この1年だけ見てもテレワークの普及などで田舎への移住を検討したりといったことが出てきています。
今の都会は電車中心の移動になるので駅近の土地が人気ですが、今後自動運転や自動運転タクシーなどが普及してそれらのコストが安くなった場合、駅近でいる必要性というのは低くなる可能性があります。
また、そうなった場合に駅近の物件価格が下落するといった可能性もあります。
そうなるとリセールバリューの観点から見ても家を購入することのリスクが高まってきます。
生活スタイルが激変する可能性を考えると、住居が固定されているということはそれだけでリスクになると考えています。
老後に賃貸で生活できない可能性
これもよく言われていますが、現在は高齢者が賃貸で借りにくいという問題は現実問題としてあると思います。
僕は現在30代ですが、僕が高齢者となる約30年後に高齢者だからという理由で借りれない状況になっているかというとそれは少し疑問が残ります。
そういう風に言える余裕のあるオーナーがどれくらいいるかは分かりませんが、現在よりは少なくなっていると思います。
記事では2033年で空き家は約30%と言われています。
それが2050年になって改善されているとはとても思えません。
借りれないならそのとき購入する
高齢者になって賃貸を借りれないとなったらそのときに中古物件を購入しようと考えています。
そのときになったら不動産価格も下がっていると予想しているので、賃貸時に払う必要のなかった「修繕費」や「固定資産税」分を購入資金に充てたいと考えています。
あとがき
今回は「僕が家を買わない理由」について書いてみました。
賛否両論のご意見があることは重々承知していますが、現在の僕はこういう理由があって購入を見送っているということをまとめました。
最初にも書きましたが、購入するしないというのは個人の自由だと思います。
動く金額が大きいので、きちんとメリットやリスクを把握した上で決断したいですね。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。