こんにちは!シンです。
配当金投資を行う上で利回りというのは高い方がいいと思いながら
投資するのは人の性だと思います。
しかし、単純に現在の株価から算出される利回りだけを見て、
その利回りを高めるために高利回りの銘柄ばかりを
購入していると落とし穴にはまってしまいます。
高利回り銘柄だけを買うな
単純に配当利回りだけを高めることだけを目的として
銘柄を購入することは難しくありません。
現在の株価から算出される配当利回りで高利回りの銘柄で
スクリーニングすればすぐ出てきます。
出てきたそれらの銘柄を買えばいいだけです。
ただ、それらの銘柄だけを買っていると
セクターが偏ったり、一時的な高利回り銘柄を買ってしまい、
継続的な安定配当をもらえないことになります。
配当金をもらいたい人というのは
長期的に安定的に配当金をもらいたいと
考えている人が多いと思います。
そうなると安易に高利回り銘柄を購入するということは
目的に合っていないことになります。
高利回り銘柄を買いたいと思ったときは
一度原点に立ち返って配当金をもらう目的を
洗いなおした方がいいです。
現在の僕の利回りは3.44%
現在(2023年5月現在)の利回りだと僕の利回りは3.44%です。
正直、大した利回りではないです。
これに別途アメリカ株の配当金があるので、
年間配当金は約170万円です。
僕はアメリカよりも日本株への投資が断然多い状態です。
YOCでは4.91%
僕は現在の株価の利回りよりもYOCの方を重視しています。
YOC(Yield On Cost)とは株を購入した時の利回りです。
僕の場合のYOCは4.91%となります。
これは税引き前の利回りなので、
税引き後だと4.91×0.79685≒3.91%になります。
これでも4%に届いていないので、
特別いいというわけではないです。
配当金投資と言えど、含み損を抱えるのは
投資をする上で最優先で避けたい事項なので、
配当金投資でYOCは非常に重要になってきます。
SNSとかでは高利回りの投稿が目立ちますが
SNSとかで投稿されているものを見ると、
現在の利回りでも5%を超えるものがあったりと、
非常に投資が上手い人がいるもんだな、と思ってしまいますが、
中身を見ると、たばこ銘柄に偏っていたり、
極端な高配当銘柄に集中投資をしていたりと
継続的に安定配当がもらえるのか、ちょっと疑問符がついてしまうのが
正直な感想です。
個人的な感想ですが、
結局安定的に配当金がもらえて、且つ
増配も目指したPFを形成するとしたら
税引き前でもせいぜい4%がいいところなのではないか
というのが肌感としてあります。
5%や6%といった極端に高い利回りのPFには
何かしらの弊害が出てくると思っておいた方がいいと思います。
おわりに
単純に利回りを高めるだけだったら簡単ですが、
継続的に配当金をもらうことが目的だったとしたら
もう少し利回りに対して考えた方がいいのではないか、
というお話でした。
参考になれば幸いです。