こんにちは!シンです。
僕は元々、低PERの割安バリュー株投資を行っていました。
その中で、数年前から配当金投資に資金を移動させています。
バリュー株投資、配当金投資の両方を経験して、
個人的にバリュー株投資と配当金投資は似ていると考えています。
現に、バリュー株投資のときと配当金投資とで、大きく銘柄選定が変わってはいません。
この方法で投資していて、2023年5月末現在、2022年6月から買った
配当金銘柄だけを抜粋しても16%以上の値上がり益を得つつ、
配当金は別途もらうことができています。
配当金投資/高配当株投資の現実
配当金投資、こと高配当株投資は
「不労所得」「配当金」という耳障りの言い言葉から
初心者が手を出しやすい投資です。
日本株の場合、投資対象の選択肢としては個別株になることが主となります。
そうなると単に個別株投資を行っていることになります。
個別株投資はETFや投資信託への投資と比べてリスクが高い傾向にあります。
そのため、初心者がいきなり「配当金」という”餌”に釣られて
安易に投資を始めると後悔することになります。
配当金をもらうことが目的だったとしても値上がり益は必ず狙え
個別株投資を行う上で以下のことが大切だと考えています。
- 銘柄選定
- 投資タイミング
①に関しては初心者の人でも気にすることだと思います。
①をしっかりと選定したとしても、その銘柄をいつ買ってもいいか?
というとそういうわけではない、というのが難しいところです。
難しいところではありますが、値上がり益を狙うには必ず
買うタイミングを計り、慎重且つ大胆に資金を投入する必要があります。
20%も30%も値下がりした場合、配当金でペイするには
何年、何十年とかかる可能性があります。
配当金は株価のせいぜい数%なので、いかに安い株価で
買うことが大事かが分かります。
配当金投資だが、配当金は二の次と考え安い株価で買うことに全力を注ぐ
前述したようにいかに安い株価で買うことが大切かを書きました。
そのため、配当金をもらうことが目的だったとしても、
株を買うときは一旦、配当金のことは忘れて
「絶対に値上がり益を取る!」という意気込みの元、
損しないことに全力を注ぐ方がいいです。
配当金は過去の実績を確認でき、
株主還元意識の高い企業は
よほどのことがない限り
ある程度の配当金は保証されています。
それが分かっていれば、安心して
購入に全力を注ぐことができます。
なんとなくで買った銘柄は損している
冒頭に16%以上の値上がり益を得ていると書きました。
それは間違いではないのですが、
一部の銘柄は今思い返すと購入時の真剣さが足りなかった銘柄があります。
それは「住友化学」です。
この銘柄は決算を失敗したことで大きく売られたことが原因で現在も含み損です。
化学メーカーは結構業績が上下することは分かっていましたが、
見積もりが甘かったです。
幸いではありますが、住友化学は200株しか買っていないので、
そこまで大きな損失はありません。
それでも、これは大きな反省材料なので、
このことを忘れずに次につなげていきたいと考えています。
おわりに
いつになっても買うタイミングというのは難しい、と感じます。
それでもテクニカル分析を取り入れた後は損する機会が減っています。
以前はテクニカル分析は水物だからバリュー株投資には必要ないと
考えていた時期もありましたが、買うタイミングを考えると
とても重要な要素だと感じました。
参考になれば幸いです。