こんにちは!シンです。
新NISAが来年に迫り、今まで投資をしてこなかった人も
少しずつ投資に興味が出てきた人が多いと感じる今日この頃です。
そんな中、「配当金」や「不労所得」というワードには
非常に甘美な響きがあります。
今回はそんな幻想をぶち壊す記事になるかもしれません。
僕は2023年4月現在、
年間の配当金が税引き前
約170万円もらえる状況ですが、
現実をたたきつけます笑
100万円投資しても年間4万円しかもらえない
配当利回りを4%で計算しますが、
その場合は100万円投資した年間配当金は4万円になります。
年間4万円の配当金を「も」なのか、「しか」なのかは個人の捉えようではありますが、
年間4万円の配当金も12ヶ月で割ると、
1ヶ月あたり、約3,333円です。
仮に投資資金が1,000万円あったとしても、
年間40万円の配当金で、
月換算すると、約3万3,333円です。
これでは生活なんて到底できません。
配当金の利回りは現実的なところとして4%くらいです。
それで考えると、1,000万円の投資資金を準備できたとしても
年間40万円になります。
生活は楽にはなりますが、
とても生活ができる金額ではないです。
これが現実です。
配当金投資は簡単ではない
流行りのインデックス投資をやり始めて、
あまりの簡単さに、
「よし、次は高配当株投資をしてみよう!」と考える方が多い気がしますが、
インデックス投資と配当金投資と言うのは
投資法としては真逆になります。
そのため、インデックス投資を始めて、「楽勝!」と思ったとしても、
配当金投資を始めると、躓く可能性があります。
インデックスは入口が楽、配当金投資は入口激ムズ
インデックス投資は王道の投資先である
「オールカントリー」や「S&P500」が対象となっている投資信託に
毎月定額を積み立てるだけなので、非常に楽です。
その感覚で配当金投資も始めようとすると失敗します。
配当金投資は「安い時期にまとめて買う」というのが原則です。
しかもインデックス投資のように王道の投資先というのが分かりづらいです。
もちろん、昔から有名な高配当銘柄というのはありますが、
その有名な高配当銘柄の買い時が「今」か?というとそれはまた別の話になります。
しかも有名な高配当銘柄というのも今後も有名な高配当銘柄で居続けられるか?
というと、それは誰にも分かりません。
自分で銘柄を選定し、
その銘柄の買いタイミングを自分で判断し、
買った後も銘柄が問題ないかを確認する
これらの流れを続けないといけないのが
配当金投資の宿命になります。
非常に地味な作業が続きます。
華はありません笑
おわりに
最近、配当金投資を始めたい、と考えている人の疑問に対して
答えることをしていますが、
答えることで「初心者の方はこんなこと考えてて、こういうことを悩んでいるんだ」
というのが分かると共に、ブログのネタにもなったりと
非常に助けられています。