こんにちは!シンです。
今回は「日本人の人生は操作されている?」というなんとも過激なタイトルで書いていきたいと思います。
日本人は学校で学んだ後に仕事に就きますが、そのほとんどは会社員や公務員といったいわゆる「雇われ」という形で仕事をしています。
実際のデータでも日本人の自営業者の割合は約14%と出ており、少ない割合となっています。
日本では憲法上「職業選択の自由」が保障されているので、もっと比率が高くてもいいと思います。
自営業者というと「自分で事業を考えて、実行して、きちんと利益を出していく」ということを続けていかないといけないのでとても大変なことです。
僕自身、会社員なので「明日から自分で稼げ!」と言われても困ってしまいます。
そんなことで「職業」について書きました。
みんな同じことをしましょう
日本の学校教育では「みんな同じことをしましょう」ということに重きを置かれている気がします。
そもそも個人個人で身長も体格も違うので、「同じことをしましょう」と言われても難しいのが現実問題としてあると考えています。
現代では徐々に「多様化」が認められる社会になってきているのに「同じことをしましょう」というのは少々時代遅れ感も出てきている気がします。
学校を卒業して会社に入っても「同じことをしましょう」の流れは続きます。
これは会社が大きければ大きいほど、「同じことができること」を求められる気がします。
大きい会社だといつ人事異動で人が動くか分からないため、マニュアルや引継ぎなどを滞りなく行っておかないと業務に支障が出てしまいます。
みんなと違うことをしましょう
対して自分で事業を始めると、学校や会社とは違い、「他人と違うこと」を求められます。
僕自身、細々とブログを書いていてSNSなどで他の方のブログを見る機会が増えましたが、「他人との差別化」ということがとても大切だと感じています。
SNSのプロフィールを見ても各々個性が出ていますし、個性を出さないと伸びることは難しい気がします。
これは学校教育の「みんなと同じことをしましょう」とは真逆であり、学校教育だけを受けた状態で社会に放り出されるのを考えると、「事業を起こそう!」と考える人が少ないのは当然です。
実は自由があるようでない「職業選択の自由」
こうなると事実上、「事業」を起こすという選択肢がつぶされているため、憲法上にある「職業選択の自由」というのは実際は「(雇われ)職業選択の自由」ということになってしまっています。
ただ、ネットが発達した現代では「事業」の情報も手軽に手に入る機会が増えてきているので、徐々に職業の選択肢が増えてきている印象です。
国としては会社員が多い方が都合がいい
国としては会社員が多い方が税金や年金の徴収の面で有利になります。
会社員の給料は自分の手元に来る前に税金等が引かれた状態で渡されるため、会社員は最初から引かれるものには興味が出ずに「最初からないもの」として考えます。
今でも少しずつ天引きする額が多くなっているのにもかかわらず、あまり会社員間でそのことが話題に上がらないのはそのためです。
このシステムは上記のことから現代でも効果的であることが現在進行形で示されていますが、実はこの「源泉徴収」というシステムはナチスが基になっています。
会社員にさせたいがために学校教育で「同じことをさせよう」としているかは分かりませんが、現状では知ってか知らずか国に都合のいいシステムに従っている人が大半ということになっています。
自覚なく選択肢が狭められている
上記に書いたことによって結果的に職業選択の幅が狭められているのが現状です。
また、「みんなと同じことをしましょう」をすることによってこれからの時代さらに厳しい時代が来ており、より選択肢が狭められつつあります。
「みんなと同じことをしましょう」に従った結果がリストラ
近年、大企業でリストラが始まっています。
コロナの影響によってのリストラかと思いきや、実は2019年のコロナ前から「黒字リストラ」が始まっています。
黒字リストラは先々のことを考えて市場が縮小することを見越してのリストラの意味合いもあるとのことです。
大企業では45歳以上を対象とすることが多く、「みんなと同じことをしましょう」の弊害で同じことができる人が何人もいるなら「賃金の高い40代をリストラして若い人を雇う」というのは経営者としては合理的な考え方になります。
子供のころから「先生の言うことをきちんと聞いて」、社会人になっても「会社の言うことを聞いていた」真面目な人はここにきて急に梯子を外されるという可能性が出てきました。
結局自分の頭で考えていない
前述したように、「先生や会社の言うことを聞いていた人」というのは他人の言うことを聞いていただけで、自分の頭で考えていなかったということになります。
「自分の人生を真剣に考えられるのは自分だけ」
会社に依存したキャリア形成をしていてもいざというときにはリストラされることがあり得る時代になりました。
「自分の頭で考えて最善の選択をすることが唯一の生き残る道」
なのかもしれません。
あとがき
今回は「日本人の人生は操作されている?」について書きました。
日本人は必要以上に真面目で従順なのかもしれません。
その勤勉性が戦後の焼け野原から急激な復興を行い、高度経済成長をしてきたのかもしれませんが、時代が変わりつつあります。
時代が変わるということはその時代に生きている人間も考え方を変えないといけないということになります。
時代の変化に敏感になり、しっかりと自分の頭で考えたいですね。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。