こんにちは!シンです。
今回は「情報企画」という会社の紹介です。
この情報企画という会社は連続増配でありつつも、
3%以上の配当利回りである高配当銘柄でもあります。
まさに一粒で二度おいしい銘柄になります。
しかし、調べていていいことばかりでもなかったので、
それらも含めて紹介していきます。
いつものことながらこの銘柄の投資を推奨するわけではありませんので、
投資は自己責任でお願いいたします。
情報企画とは
主な業務は銀行や信用金庫へのシステム提供です。
システムの内容は決算書などを読み込んで財務分析などを行うものです。
システムで財務分析を行うことで作業効率を上げられます。
金融業界はこれから大きな人員削減を行っていくことが予想されます。
そういった人員削減をこういったシステムで補完していくことが考えられるため、
業務内容的には伸びることが予想されます。
- PER(予):10.5倍→割安
- 自己資本比率:79.2%→盤石
- ROE:18.13%→優秀
- ROA:14.14%→優秀
- 配当利回り(予):3.28%→高配当銘柄の基準3%以上
各指数とても優秀です。
しかし、次に説明するチャートが最悪です。
チャートは下落トレンド継続中!
現在は買うべきではない!
見事に年初来最安値付近をうろうろしていて、まだ底を打っている感がありません。
しかも11/5の株式市場が閉じた後に決算発表があり、そのときに東証の新しい市場でスタンダード市場を選択するという発表がありました。
プライム市場ではなく、スタンダードとなったことから機関投資家などの大型の投資家が買う可能性は低くなりました。
(元々東証2部だったので、あまり影響は出ないかもしれません)
それが織り込まれたのか、11/5では大きく値が下がりました。
ただ、チャート的にはそろそろ底打ってもいいのではないかと考えていますが、
2700円を下抜けるとまた下げ止まらなくなりそうです。
しばらく様子を見て上昇トレンドになったときを見てから買った方がいいのではないかと思います。
業績は絶好調
チャートは絶望的な下落トレンドですが、
業績はとてもいいです。
ここまで業績と連動していないチャートをしているのも不可解です。
売上高、営業利益、経常利益ともに右肩上がりです。
情報企画はコロナショックからの回復が早かった特徴があります。
コロナ前の水準を回復した後も上がり続けたため、その調整が長期間で入っている気もします。
きちんと売上高も上げてきて利益もしっかり出しているため、
最近の株価は売られすぎていると考えています。
配当金は8期連続の増配、配当性向は32.8%
配当金もきれいな右肩上がりです。
現在8期連続の増配銘柄となり、素晴らしいです。
8期連続の増配銘柄でありながら、配当利回りは3%を超えている高配当銘柄です。
配当性向も32.8%と、増配の余地をまだまだ残しています。
さらに、配当性向は40%を目指すという発表とともに5円の増配決定されています。
とても株主還元の手厚い企業だと感じています。
配当金のほかにも株主優待も実施しており、
トータルの利回りはもう少し上がります。
株主優待は100株で500円の図書カード、
400株を1年以上保持で5000円相当のカタログギフトとなります。
外部リンク:情報企画 株主優待情報
結論:指数、業績、株主還元姿勢は文句なしだが、買うのはトレンド転換してから
結論としては指数、業績、株主還元に関しては文句なしです。
ただ、まだ下落トレンドから脱却できていない状態であるため、
買うには早いと考えています。
現時点で十分と割安な銘柄です。
少し上がって、上昇トレンドになったのを確認してから買っても遅くないと考えています。
あとがき
情報企画という会社の紹介でした。
ファンダメンタル的にはとても魅力的な銘柄だと思いますが、
チャートはきな臭い、といった印象です。
チャートは様々なことを織り込んでいると思いますので、
まだ買うのは早いというのが正直なところです。
冒頭に書いた通り、投資は自己責任でお願いいたします。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。