投資

僕が思う配当金投資の無視できない有利な点

こんにちは!シンです。

何かとデメリットを指摘されがちな配当金投資。

「複利の効率がインデックス投資に劣る」

「インデックス投資の出口戦略も自動で売りを設定すれば問題ないから配当金投資の利点はない」など

色々と言われていますが、

ある点においては配当金投資に分があるのではないかと思ったので、

記事にまとめました。

不況下において配当金投資は2点に期待できる

不況下において配当金投資は以下の2点に期待できると考えています。

  1. 暴落時の利回り上昇に伴う一定の買い支え
  2. 業績低迷でも配当金は維持する可能性

①暴落時の利回り上昇に伴う一定の買い支え

これはよく言われているように、暴落した時に利回りが急上昇するので

それを狙っての一定の買いが入るため、配当金銘柄の株価下落が

マイルドになる、ということです。

②業績低迷でも配当金は維持する可能性

こちらが今回の本題です。

仮に○○ショックというものが起こり、急激に経済が悪化し、

業績の不透明感が増した場合でも

一定の企業は配当金を維持する可能性があると考えています。

シン

日本企業はお金を貯めこむ性質があります。

これは長年のデフレによる影響などがあって、

企業がお金を上手く投資できなかったことなどが

影響していると考えられます。

ただ、これは裏を返せばお金を貯めこんでいるため、

企業体力があるとも考えられます。

日本は潤沢なキャッシュによって

不況下に強い企業体質となっている会社が多いです。

花王はその典型例

花王は最近の原材料価格上昇による影響で

利益を圧迫しています。

どう贔屓目に見ても業績がよくないです。

それでも配当金に関しては今年度も増配を発表しています。

シン

連続増配企業日本一を今途絶えさせるわけにいかない。

という意地もあるでしょうが、

業績が悪かったとしても、それを企業側が割を食って

吸収しています。

業績が悪くなりそうだったら早々に減配を発表する企業もありますが、

花王のような企業があることも事実です。

株式還元意識が強い企業が増えている

花王以外にも続々と株式還元意識が高まっている企業が増えています。

大手商社などは「累進配当」を導入する企業が増えましたし、

リース系企業は実質累進配当を実践している企業も多いです。

シン

株主還元意識の強さや、配当金の実績などは

企業のHPなどで簡単に確認ができます。

配当金のいいところはそういった過去の実績を確認することや、

今現在の企業経営者の株主還元意識を確認することができることです。

HPに書かれている株主還元策の文面については定型文で書かれている

ことも多いため、鵜呑みにはできない部分もありますが、

そういったピースをつなぎ合わせることで

ある程度の配当金の予想を立てることができます。

おわりに

近年、日本でも株主還元意識が高まっているのは

配当金投資の追い風だと考えています。

株主還元意識が高まり、不況下でも減配しない企業が増えれば

非常に安心して保有し続けることができます。

そういう流れが強くなれば守りの投資としての地位がより高まります。

参考になれば幸いです。

ABOUT ME
shin
こんにちは!シンです。 関東在住の30代サラリーマン男性です。 本業はメーカーで設計をしています。 人生をより豊かにできるための情報を発信していけたらいいな、と思いブログを始めました。
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