こんにちは!シンです。
株式投資を始めて多少なりとも視野が広がったと感じています。
それは経済の勉強をしていて、いろいろな政策や指標が出ることで
一見関係ない分野についても反応することをまじまじと実感したからです。
一見関係ない分野というのは、単に自分に知識がなかっただけなんですが、
経済という枠組みが非常に広いということに実感すると共に、
奥深さを感じています。
経済の枠組みが広いということは、
興味がない人にとっては取っつきにくい部分であると思いますが、
僕は経済のことに興味があったようなので非常に面白さを
感じています。
ミクロな視点
ミクロな視点で考えた時に思いつくものとして、
- リボ払いは避ける
- 民間の保険は最小限に
- r>gを実践し、投資に全振りする
上記の3項目については僕自身が実践している内容にもなります。
特に③に関しては、ちょっと現金比率が低すぎる気がするので反省しています。
③の現金比率に関しては個人の考え方などがあるので置いといて、
基本的に①と②に関しては個人目線での資産形成では合理的であり、
僕自身も周りの人にはお勧めしている内容になります。
マクロな視点
次にマクロな視点で考えてみます。
- 全員がリボ払いをやめると困る
- 全員が民間の保険を最小限にされると困る
- 全員が資金を投資に全振りされると困る
①に関しては楽天ポイントを例に考えてみます。
楽天は「楽天経済圏」と言われるほど、ポイントが貯まりやすいですし、
使いやすくなっています。
しかし、この大盤振る舞いなポイントの原資はどこから来ているのかというと、
リボ払いによる高金利の還元に他なりません。
そのため、楽天経済圏でお世話になっている身としては、
全員がリボ払いをやめると困ります。
②に関しても保険業界に投資している身としては、
安定的に稼いでくれるディフェンシブセクターである保険会社の収益率が下がると困ります。
③に関しても銀行は預金を原資に貸し付けて利益を得ていたり、
一気に預金を引き出されると、2023年3月のSVBみたいな取り付け騒ぎになるので、
これに関しても銀行セクターに投資している身としては困ってしまいます。
これに関しても不都合な真実ですよね。
身近な人にはリボ払いなどは決して勧めませんが、
それがなくなると困ってしまう。
これに関しては、気が付いていたとしても
実際に口にすることは憚られる内容です。
一種の必要悪なのかもしれません。
生かさず殺さず
リボ払いに関しても、保険に関しても
あまりに高いお金をむしり取る設定にしてしまうと、
お客様(カモ)が脱落してしまって継続的なストックビジネスが成立しなくなります。
そのため、どちらも求められるのは
「生かさず殺さず」
となっている気がします。
似たようなところではこんなところにも
生かさず殺さず、はこんなところでも使われている気がします。
それは税金の分野です。
最近では増税するのではないか、という噂が絶えない気がします。
消費税に関しても10年は増税しないという話だったと思いますが、
増税の噂が出ています。
増税に関しても
生かさず殺さず、国民が浸かっている風呂の温度を上げていって
ゆでガエルにしている気がします。
おわりに
物事の裏を見ることや、変化することに対して波及することまで予想してしまうのは
ある種、職業病かもしれませんが、
こういった考え方をすることができたおかげで
30代で準富裕層まで来れたと考えています。
逆に表面的なことしか見れていなかったとしたら
今の資産は築けずに、世間一般の平均に落ち着いていたことでしょう。
株式投資からは非常に多くのことを学ばせてもらっています。
生涯株式投資は行うでしょう。
参考になれば幸いです。