こんにちは!シンです。
今回は「賃貸契約を失敗しないために」という内容で書いていきます。
僕は近々引っ越しとなるため、先日新居の賃貸契約をしてきました。
そのときのやり取りはこちらの記事をお読みください。
ご存じの方も多いと思いますが、不動産業界はアコギなことをやってくる業者も多いため、僕の実体験を基に要点をまとめてみました。
これから賃貸契約をしようと考えている方の参考になれば幸いです。
不動産選び
僕は今回有名店で内見をさせてもらいましたが、初期費用が納得いかなかったので別の有名店に飛び込みで入り、納得のいく初期費用を提示してもらい、契約をしました。
これは僕の感じたことですが、「有名店はできるだけ避けた方がいい」のではないかと感じました。
有名店とは、いわゆる「〇パマンショップ」「〇イブル」などですね。
それではどういった不動産屋がいいのかというと、地域密着型の不動産屋がいいのではないかと思いました。
その根拠としては、今の時代はGoogle Mapを見ると、そこにお店のレビューを見ることができます。
僕が今回探した地域は有名店の点数は低く、地域密着型の店舗は比較的高い傾向がありました。
もちろんレビューはサクラの可能性もありますが、レビュー内容は具体的内容を挙げて批判されているのもあるので、そういったレビューは参考になるのではないでしょうか。
地域密着型店の落とし穴
僕がなぜ最終的に有名店で契約したかというと、僕が探した地域の地域密着型店は取り扱いの物件が少ないように感じました。
内見している裏で地域密着型店含め、5社に相見積もりのメールを出していましたが、地域密着型店からは「取り扱っていない」という返答が多かったです。
ただし、相見積もりはタダなのでダメ元でもいいので地域密着型店にも相見積もりはしておきましょう。
内見時の注目ポイント
僕は内見をするときは以下のポイントに注意しながら見ています。
- 事前に家具や家電、収納スペースの寸法を測定
- ドアとエレベーターの寸法
- 壁の厚さ
- 床の状態
- 周辺環境
- 転居理由
事前に家具や家電、収納スペースの寸法を測定
内見に行く前に「家具」「家電」「収納スペース」の寸法は測っておいた方がいいです。
特に洗濯機などはスペースが限られているので、「持って行ったら入らなかった」ということにならないように事前に測っておくことをおすすめします。
また、「収納スペース」も測っておくことをおすすめします。
「居住スペースは広いけど、収納スペースが狭くて前の住居で収納スペースに入っていたものが入らなかった」ということもあり得るので、収納スペースも測っておくことをおすすめします。
ドアとエレベーターの寸法
家具や家電、収納スペースはOKだったとしても、運び込む通路が狭かったりすると、運び込めません。
特に玄関のドアやエレベーターの幅はチェックしておきましょう。
壁の厚さ
過去に音で悩まされたため、僕は静かさを重要視しています。
そのため、「鉄筋コンクリート造」は外せない要素です。
しかし、一言に鉄筋コンクリート造と言っても作りは様々ですし、作られた時代によっても変わってきます。
壁の厚さを求めるなら「5階以上の高層マンション」の方がしっかり作られている印象です。
5階未満の物件でも鉄筋コンクリート造のものはありますが、内見して感じたことは、壁にところどころ空間があるものがあり、不安があるものがありました。
床の状態
集合住宅では足音問題もあります。
比較的築年数が浅いものは、床にクッション材のようなものが用いられ、足音が軽減される作りになっている物件もあります。
床も重要項目として見ておいた方がいいと思います。
周辺環境
僕は以前住んでいたところが、大通りに面していて、大型車両も通る道路でした。
大型車両が通ると「音」と「振動」が発生し、ストレスがすごかったです。
それに加え、排気ガスがすごかったので、洗濯物は干せなかったり、窓も開けられなかったしたので、物件が面している道路などの周辺環境もしっかりと見ておいた方がいいです。
転居理由
最後に僕は前に住んでいた人の「転居理由」も聞くようにします。
「転勤」などなら問題はないですが、「騒音によって転居」などなら、隣人に問題がある可能性があります。
契約時の注意点
内見が終わり、気に入った物件があったとしても、本番はこれからです。
前回の記事にも書きましたが、不動産屋は初期費用でボッタクってきます。
僕がボッタクられそうになった項目は以前の記事をお読みください。
そのため、契約時は以下のことに気を付け望むことが大切だと思います。
- 毅然とした態度
- 分からないことは質問する
- 不動産屋の言うことを信用しない
- 必ず相見積もりを取る
毅然とした態度
不動産屋はこちらに知識がないことを前提で初期費用などの説明をしてきます。
そのため、侮った態度を取ってきたり、説明も大雑把にして契約を急がせようとしてきます。
不動産屋は成功報酬型なので、何件内見させたからといってお金が入るわけではなく、契約することで報酬が発生するため当然と言えば当然です。
しかし、初期費用は言い値で契約してしまうと数十万円などになってしまうので、不動産屋がおかしな項目を載せてきたら、「毅然とした態度」で「いりません。」と言いましょう。
結構勇気がいることだと思いますが、どうせその後の付き合いが発生する間柄でもないので、しっかりと自分の考えを主張しましょう。
「毅然とした態度」で「自己主張」することが一番の防衛策だと思います。
毅然とした態度を取るのに自信がない人は一人で行かずに、ご家族や友人と一緒に行くというのも効果的だと思います。
分からないことは質問する
初期費用などで分からないことがあれば遠慮なく質問しましょう。
僕も今回わけのわからない「消火剤」を7,000円で払わされそうになったので、質問していらないと判断したので「いらないので削除してください」と伝えました。
こういうのを入れている時点でこの不動産屋はアウトだと思います。
不動産屋の言うことを信用しない
不動産業界には「千三つ(せんみつ)」という言葉があります。
意味は「千の言葉の中の本当の言葉は三つしかない」ということです。
僕はこの言葉を「正直不動産」という漫画で知りましたが、不動産の知識を読みやすく学ぶことができるのでおすすめです。
僕が今回つかれた嘘は「この地域では仲介手数料1ヶ月が普通です」という言葉です。
仲介手数料は法律上、借主の負担上限額は0.5ヶ月と定められています。
それ以上を負担させたい場合は、借主の「同意」を得なければ請求することができません。
悪徳不動産屋は最初から仲介手数料1ヶ月で初期費用の見積もりを出しておき、そこに突っ込まれなかったら「同意した」とみなすような汚い手法を使って弱者をだましてきます。
極端な話、法律違反なのでこういう不動産屋には遠慮する必要はないです。
仲介手数料は単身者でも数万円変わりますし、家族で済む物件だったら10万円近くになったりもするので、仲介手数料には注意してください。
必ず相見積もりを取る
これは絶対です。
上記の不動産屋の嘘も相見積もりを取ることで見抜くことができました。
面倒と思われるかもしれませんが、今の時代、メール1通と電話1本ですぐに出してもらえます。
この手間をかけるかかけないかで数万円安くできるのならやらない手はないはずです。
あとがき
賃貸の初期費用は金額が大きいので、それが浮くのと浮かないのとでは大きく変わってきます。
僕は今回5~6万円ボッタクられそうになりましたが、そのお金を守ることができました。
その浮いたお金はほぼ引っ越し代と同額だったので、とても大きかったです。
今回書いたことの中で一番大切なことは「毅然とした態度」だと考えています。
「毅然とした態度」を心掛けておけば、悪徳不動産に当たったとしても自分の大切なお金を守ることができます。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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