FIRE

【独身者視点】FIREするなら知っておきたい健康保険2

こんにちは!シンです。

FIREするなら知っておきたい健康保険2ということで、

前回の記事を公開してからも健康保険について調べていました。

前回の記事はサラリーマンが見落としがちな健康保険についての

概要としてまとめた記事になりますが、

今回はより具体的な試算ができるサイトを見つけましたのでそのご紹介です。

シン

この記事を読むことで、

よりFIRE後に必要な健康保険の料金が分かるため、

FIRE計画をしやすくなります。

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健康保険は市町村によって異なる

前回の記事でも触れましたが、

サラリーマンを辞めると自分で国民健康保険に加入する必要があります。

国民健康保険は市町村によって運営されているため、

所属する市町村で国民健康保険の料金が異なります。

市町村によって料金が異なると言っても

そんな大きくは変わらないでしょ。

シン

実は想像以上に違うんですよ。

前回の記事でも触れましたが、

ちょっと画像が見にくかったかもしれないので

改めて紹介します。

出展:国民健康保険料 高い自治体 ランキングより

一番高い広島市と一番安い富士市を比較すると2倍以上も保険料が変わってきます。

これは無視できません。

介護保険というのは、40歳以上になると加入が必要となります。

介護保険未加入なので40歳未満の保険料が上記の表ということになります。

40歳以上になると上記に加え介護保険料が上乗せされます。

シン

「国民健康保険料 高い自治体 ランキング」というサイトには

その他にも詳しく各自治体の保険料を掲載されているので、

気になった方は一度見てみてください。

参考外部リンク: 国民健康保険料 高い自治体 ランキング

独身、家族それぞれで算出できる!
具体的な保険料が知りたいなら「国民健康保険計算機」

出展:国民健康保険計算機HP

具体的な保険料が知りたい場合は「国民健康保険計算機」 というサイトが便利です。

所属する自治体を選択して、年齢と収入を入力するだけで自動的に計算してくれます。

計算後は全国平均と比較した金額も出してくれて

立ち位置も把握できるのでとても便利です。

シン

FIRE後に転居を考える場合も

簡単に転居先の保険料を出すことができるので

とてもおすすめです。

FIRE前には必ず確認しておきたいですね。

参考外部リンク:国民健康保険計算機

30代独身者の保険料シミュレーション

一番保険料の高い広島市でFIREした場合のシミュレーションをしてみます。

広島市のシミュレーションと並行して関東郊外在住で同一の条件で比較しました。

広島だと車が必要と考えて下記の前提条件でシミュレーションします。

  • 広島市在住
  • 単身
  • 軽自動車所有
  • 年間収入は200万円

関東郊外では車持っていないという条件でシミュレーションします。

広島市在住費用関東郊外在住費用
住居費(1K)43,000円(月額)住居費(1K)55,000円(月額)
駐車場代23,051円(月額) 交通費(電車代等)60,000円(年間)
ガソリン代3,280円 (月額)
自動車税(軽自動車)10.800円(年間)
保険料(自動車)42,500円(年間)
車検代
(2年に1度として車検代÷2)
32,500円(年間)
光熱費光熱費
食費食費
通信費通信費
国民健康保険料325,335円(年間)
27,111円(月額)
国民健康保険料約230,000円(年間)
約19,167円(月額)
合計1,243,107円合計950,000円

自動車に関係する金額は常陽銀行HPに掲載されている値を参考にしています。

参考外部リンク:常陽銀行

関東在住の値は現在の僕が関東在住であるため、参考までに僕の生活にかかる費用を持ってきています。

光熱費や食費などの生活費は大きく変わらないと考え、

今回は省略して違いが出る部分のみを算出し比較しました。

その結果、30代の独身者(年間収入200万円)広島市で生活する方が関東で生活するよりも

293,107円多くかかることになりました。

国民健康保険計算機のサイトを使えば簡単に3人家族の場合の保険料も算出できるので、

是非一度算出してみてはいかがでしょうか。

シン

かなりザックリとしたシミュレーションですが、

30代単身者で地方の方が年間293,107円も多くかかるというのは驚きでした。

保険料の差額も大きいですが、車の有無というのが大きいと感じました。

保険料も現在一番保険料の高い広島市という条件ではありますが、

一番保険料の安い富士市に移ったとしても保険料の差額だけでは

この差額は吸収しきれないのではないかと思います。

保険料の差額というより、車の有無というのが一番インパクトが大きい結果になりました。

田舎で生活費を抑えるのは意外と難しい

FIRE後は田舎に移住ということを考えられている方もいますが、

上記のシミュレーションから分かったことは

生活費を抑えるための地方移住はよく考えた方がいい

ということです。

高齢化が進んでいる田舎は都会よりも医療費がかかるため、保険料が高い傾向があります。

さらに車を必要とする場所も多いため、

そのあたりもよくシミュレーションした上で地方移住というのを決断することをおすすめします。

シン

よく田舎は物価が安いと言われることが多いですが、

地方出身の僕としてはいまひとつピンときません。

家賃もそれなりに便利な地方都市近くであればそんなに安くないですし、

食費もスーパーで購入していると大都市圏と大きくは変わりません。

その上、車が必要な場合が多く、地方移住はイメージほど安くはなりません。

あとがき

サラリーマンは保険料が月々の給料から天引きされているため、

全然分からないという人も多いと思いますが、

今回紹介した下記のサイトを使えば簡単にFIRE後の国民健康保険料を算出することができます。

国民健康保険料 高い自治体 ランキング
国民健康保険計算機

生活費の確保だけでなく、健康保険についてもきっちりと把握した上でFIREをしたいですね。

参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
shin
こんにちは!シンです。 関東在住の30代サラリーマン男性です。 本業はメーカーで設計をしています。 人生をより豊かにできるための情報を発信していけたらいいな、と思いブログを始めました。
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