こんにちは!シンです。
FIREした後の住居というのは、FIREを目指す上で非常に大切になります。
持ち家なのか、賃貸を貫くのか
持ち家ならばローン返済や経年劣化による修理費のねん出などの課題
賃貸であれば勤め人でなければ借りにくくなる、年を取ったときに借りにくくなるなどの課題
が考えられます。
基本的に僕は賃貸がいいと考えていますが、賃貸の課題というのも明確な解決法を持ち合わせていないというのも事実です。
解決法を持ち合わせていないと言っても、
これからの日本では人口減少という大きな問題があるため、
僕が老後と言われる時代になったときに、
今ほど老人が借りにくくなる世の中ではないのではないかと考えていますが、
それも確証のあるものでもありません。
そんな中、技術の進歩によってFIRE民の住居問題が解決するかもしれません。
解決法:3Dプリンターの家
3Dプリンターの家が開発されています。
特徴としては
- 工期の短縮
- 価格が数百万円代
- 耐震性や耐熱性も考慮されている
- 材質はコンクリート
3Dプリンターの家というのは、以前紹介した本にも書かれていたので知ってはいました。
ただ、今回のニュースでは日本企業を取り扱われていて、
販売時期ももうすぐそこまで来ています。
20~30年後に購入する
動画にもあるように、価格がこなれてくるにはもう少し時間が掛かるようです。
また、発売直後というのは往々にして問題点が見つかるものです。
そのため、20~30年後であれば
価格が落ち着いてきて、人口減少によって土地代も落ちてくると考えられるため
いいタイミングかもしれません。
ちょうど、僕も60歳前後になるタイミングなので賃貸以外の可能性として
3Dプリンターの家を購入するというのはいいかもしれません。
課題:土地代は別
数百万円というのはいわゆる上物だけの値段であるため、
土地代が別途必要になります。
土地代は別ということを考えると思っているよりも高くなりそうな気がします。
とはいえ、近年は住宅購入価格が高騰しているので、
新たな選択肢が生まれることは消費者としては非常に助かります。
業界に与える影響
3Dプリンターの家が普及した場合、様々な業界が再編される可能性があると考えています。
- 既存工法のみしか取り扱えない住宅メーカーの淘汰
- 中古住宅価格の暴落
- 短期的には3Dプリンターによる新築住宅増加による土地代の高騰
- 銀行による住宅ローンの増加
日本人は家を新築で買うことを人生のイベントとして考えている人が多いので、
3Dプリンターによる新築住宅というのは普及するのではないかと思います。
また、土地代を考えるとローンを組むことに変化はなさそうなので、
銀行としても追い風になるかもしれません。
その他、土地を持っている不動産屋なんかも利益が上がりそうです。
あとがき
人口減少により、不動産価格は下落すると考えていましたが、
もしかすると3Dプリンターの住宅が浸透した場合は
もっと土地の価格が上昇するかもしれません。
その反面、上物の価格は崩壊して一部の住宅メーカーは淘汰される可能性が出てきました。
10年以内には普通になりそうです。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。