こんにちは!シンです。
今回は
FIREにはいくら必要?
について考えていきたいと思います。
FIREにいくら必要か?
というのは個々人の環境や生活水準に大きく左右されるので、
一概に
「この金額貯めていればFIREできる」
という答えが出ない問題になります。
この記事では、
現在の僕の生活水準の場合ではこれくらいの金額が必要ではないか、
ということを書いていきます。
参考になれば幸いです。
この記事では僕の現状と照らし合わせながら必要金額を出しています。
この計算も日々家計簿をつけているおかげですので、
家計簿をつけていない方はこれを機に是非家計簿をつけてみてはいかがでしょうか。
30代独身男性の場合の必要金額
僕は30代の独身一人暮らしです。
月の生活費は約15万円です。
税金はキリがいいので、20%で計算しています。
月の生活費 | 年間生活費 | 税金 | 年間配当率 | 必要投資金額 | 現時点 達成可否 |
---|---|---|---|---|---|
15万円 | 180万円 | 20% | 4% | 5,625万円 | 不可 |
15万円 | 180万円 | 20% | 4.5% | 5,000万円 | 不可 |
13万円 | 156万円 | 20% | 4% | 4,875万円 | 不可 |
13万円 | 156万円 | 20% | 4.5% | 4,333万円 | 不可 |
10万円 | 120万円 | 20% | 4% | 3,750万円 | 可 (生活防衛資金貯蓄と現資金を配当銘柄へ回せば可) |
10万円 | 120万円 | 20% | 4.5% | 3,333万円 | 可 (現資金を配当銘柄へ回せば可) |
8万円 | 96万円 | 20% | 4% | 3,000万円 | 可 (現資金を配当銘柄へ回せば可) |
8万円 | 96万円 | 20% | 4.5% | 2,666万円 | 可 (現資金を配当銘柄へ回せば可) |
月の生活費が10万円以内であれば、できなくもないというのが現状です。
ただ、10万円だとかなり我慢を強いる生活なので、現実的ではないです。
労働収入も合わせる必要があります。
届きそうで届かない位置には来た気が来ますが、
まだまだFIREへの道のりは遠いです。
配当金以外の収入で月10万円あればかなり現実的
現在の資産額が3,700万円~3,800万円をうろうろしているので、
税引き後の年間配当金が120万円くらいなら
なんとかいけるくらいの資産額になります。
年間配当金が120万円となると、月10万円の配当金となりますが、
余裕を見るなら月20万円は欲しいところです。
そのため、配当金以外で10万円を稼ぐ必要があります。
そうすれば、満足いく生活をしつつも5万円は蓄財することができます。
セミリタイアした状態でコツコツと蓄財していき、
ゆくゆくはフルFIREという方法も十分ありだと考えています。
現在では段階的にフルFIREを目指すのが、
現実的だと考えるようになりました。
「自由」と「お金」を両天秤にかけて、
どちらに重きを置くかを常に考えておきたいです。
禁じ手:実家リターン
月の配当金8万円の場合でも実家に帰れば即可能です。
やはり住居費の占める割合が大きいので
それを排除できる実家へのリターンは大きいです。
実家に帰ったとしても食費や光熱費は家に入れることができるので、
実家自体の生活も潤うはずです。
実家に帰る選択は今のところ考えていませんが、
実家に帰り、両親と生活することも親孝行のひとつではないかと
考えるようになりました。
僕は実家を出て約15年になります。
年に一度しか帰りませんし、両親と過ごす時間は少ないです。
そのため、両親と過ごすこと自体がある種親孝行になるのではないかと
考えるようになりました。
健康保険と年金を考慮していない
今回の計算では健康保険と年金にかかる費用を計上していません。
そのため、本気で考える場合はそのあたりも考慮する必要があります。
健康保険と年金については調べてからまた別の記事で書きます。
あとがき
現状を踏まえてザックリした生活費の計算をしました。
結論から言うと、
無理をすればFIREができなくもない
段階まではきました。
ただ、不測の事態や生活防衛資金、健康保険、年金は考慮していないので、
そのあたりはまた詰めていく必要があります。
年間配当金が120万円となれば、老後は年金と合わせることで
老後問題は解決した気がします。
(今後年金も改悪が続くと思いますので安心はできませんが)
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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